本記事はオーヤマくんbの特徴を4つのポイントでまとめています。本記事を読むことでオーヤマくんbの他2種との違い、焼き方、設置場所、庫内サイズや作れる料理の幅、どんな人・ご家庭に向いているかが一通りわかります。
その前にオーブンについて詳しく知りたい方、その他オーブンとの違いを知りたい方には下記記事もあります。
コンベクションオーブン オーヤマくんには3種類ある
通称オーヤマくんには3種類あります。違いをまとめました。
①オーヤマくんa(PFC-D15A-W)
定価:8930円(2022年現在)
ピザプレート、スチーム機能(水皿)はなし
本体色:白
温度調節が難しいのでパンやお菓子など焼きたい方にはあまりおすすめではない
②オーヤマくんbが2種類(FVC-D15B-S、FVC-DK15B-B)
FVC-D15B-S
定価:11,170円(2022年現在)
ピザプレートがついてこない
スチーム機能(水皿)がついている
本体色:シルバー
FVC-DK15B-B
定価:12,970円(2022年現在)
ピザプレート、スチーム機能(水皿)がついている
本体色:黒
オーヤマくんb2種の違いは本体の色とピザプレートがつくかつかないかのみです。パンを焼くなら発酵にプレートがあると便利なのでFVC-DK15B-Bがいいのですが、そうでなければFVC-D15B-Sで十分です。ピザプレートはアイリスオーヤマの公式ショップで別に買える(定価1,910円/2022年現在)ので、必要になった時に購入可能。
1万円前後でフルスペックの4つの焼き方
オーヤマくんbはアナログです。
• 取説を読まなくても直感的に操作できる
• ダイヤルで4つの焼き方を選ぶことが可能
• 天板や焼き網を差し込む位置が3段あるので高さでも焼き加減の調節が可能
①ヒーター上下+ファン=コンベクション(対流)
コンベクションオーブンは上下ヒーターの直火だけでなく、庫内のファンで熱を対流(コンベクション)させて食材を包み込むように加熱する。
- 食材をムラなく焼き上げる
- 少量の油で揚げ物も調理可能
- 食材の中までしっかり火を通す
パン、ポテトフライ・唐揚げ(油を使わないあげもの)、ローストビーフ、ケーキ、クッキー、トースト(表面をカリッと、中をふんわりさせる)、焼きおにぎり、野菜チップスが焼ける
②上下ヒーター(ファンで対流させない)
お餅、魚(サケの切り身など厚みのある魚)、ピザ、グラタンが焼ける
③上グリル – 食材表面に焦げ目や焼き色をつける。こんがりとした見た目や香りを楽しむ料理が作れる
お肉、魚(焼きサバ、サンマ、アジの開きなど薄めの魚)が焼ける
④下グリル – スローベークで中にしっかり火を通す、成形パンのクープをしっかり作る
プリン、煮物、豚の角煮
オーヤマくんのダイヤル操作で焼き方を変えられる点は、料理をよくする人にとって使い勝手の面からすごくポイントです。例えば上下グリルでグラタンを焼いていて表面のチーズに焼き色がつき始めたけど、中面にまだ火が通っていない場合、下グリルのみに切り替えればいいんです。こういう使い勝手はアナログならではで、ボタン操作だとこうはいきません。慣れるとこんなに便利なことはないです。
設置場所
コンベクションオーブンは揚げ物が焼けるくらい高温になる(オーヤマくんbだと最高250度)ため、稼働中はオーブンの周りも結構熱くなります。狭い場所に設置すると壁や家具に熱でダメージを与えたり、火災の原因にもなりうるので周りに十分スペースをとれる設置場所が望ましいです。メーカー推奨スペースは側面と背面が4.5 cm 以上、天面が10cm以上となっています。我が家では収納棚の最上部、冷蔵庫のお隣に設置しています。
スペースが限られている場合
オーブンが頭の高さより低くなるのであれば冷蔵庫の上も置き場所としてありだと思います。電子レンジとはことなりオーブンは軽量(オーヤマくんbは約5kg)のため、女性一人でも設置可能。
スペースの問題で電子レンジとオーブンどちらか1台しか置けないがオーブンを選びたい場合、冷凍ご飯の温めはどうすればよいのでしょうか?私自身がまさにこれで悩みました。これは別記事(電子レンジを手放す場合の冷凍ご飯問題)で解説します。
オーヤマくんbは庫内ひろびろ
オーヤマくんbの庫内は横幅29 x 奥行27 x 高さ24 cm。高さが24cmもあるって結構珍しいです。比較的庫内が広々しており、高さが必要なローストチキン、幅をとる大き目のピザなども調理ができる大きさです。トーストだと焼き網に4枚並べて一度に焼くことができるのでオーブンでいろんなものを作りたい方、大家族に向いています。
まとめ
- オーヤマくんには3種類ある。本ブログで取り上げるオーヤマくんb(FVC-DK15B-B)は最もハイスペックな機種。
- 4種の焼き方をダイヤルで簡単操作できる。
- 壁や周辺の家具にダメージを与えないよう、設置にはスペースをとる
- 庫内が広いので高さや横幅のある料理、大量調理が可能
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