この記事はオーブンの種類がそもそもよくわからない方、それぞれの長所・短所を知りたい方、数あるオーブンレンジの中で自分に合うものがどれなのか知りたい方のためにまとめました。本記事を読むと、自分の生活にあうのがどれかが分かるかと思います。その上でオーヤマくんがどのあたりに位置するのかも解説しています。
オーブンの種類
まず、本題に入る前にオーブンの種類について解説しないと全体像、オーヤマくんの位置づけがわからないので大枠をまとめます。
■オーブンは電気とガスの2種類
家庭用で普及しているのは電気オーブンです。ガスオーブンを使う方は家庭でかなり本格的な料理をされる方、パン・焼き菓子でご商売をされている方などが多い印象です。
電気オーブン
次に電気オーブンの種類です。電気オーブンが種類が豊富で価格も1万円台で買えるものから10万円を超えるハイエンドなものまで幅広くあります。
電子レンジにオーブン機能がついたオーブンレンジが一般家庭では最も普及しています。冷凍ご飯、買ってきたお弁当、冷蔵庫のおかずを温めるのに電子レンジ機能がピッタリです。ただオーブン機能は付録程度のものが一般的でトーストや冷えた揚げ物をサクッと温める等がメインの方には合いますが、
パンや製菓、グラタンなどいちからオーブン料理をしっかり作りたい方には火力が物足りないです。そういう方はスチームオーブンやコンベクションオーブンから自分の作りたいものに合わせて選ぶのがよいでしょう。
ハイエンドオーブン
スチームオーブンだと有名どころでpanasonicのビストロ、東芝の石窯、シャープのヘルシオ、日立のヘルシーシェフがあります。これらはスチームオーブンに電子レンジ機能、他の機能がついておりできる料理の幅も広いですが価格は6万円台~10万円を超える機種までとかなりハイエンドです。
オーヤマくんはコンベクションオーブン
オーヤマくんはコンベクションオーブンに分類されます。私はオーヤマくんヘビーユーザーで、米粉パン、グラタン、揚げない揚げ物等をオーヤマくんで作っています。上記のハイエンドオーブンを使ったことはないので、経験からの比較はできませんが、火力には十分満足しています。食材の具合を見ながらダイヤルの4つの切り替えで焼き加減を調節できるお手軽さもオーヤマくんならでは。これが1万円前後で買えるのはかなりお得だと思います。電子レンジ機能がなくても生活できる人にはお勧めです。
オーヤマくんVSハイエンドオーブン徹底比較
型番 | 必要設置スペース 横 x 奥行 x高さ cm | 庫内有効寸法 横 x 奥行 x高さ cm | 重さ kg | 最高温度 ℃ | 一度に焼ける トースト枚数 | レンジ | スチーム (100℃以下) | 加熱水蒸気 (100℃以上) | コンベクション | オーブン (上下グリル) | 上グリル | 下グリル | 価格 楽天市場 | |
オーヤマくん b | FVC-DK15B-B | 30 x 33 x 39 | 29 x 27 x 24 | 5 | 250 | 4 | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 8,170円 |
ビストロ | NE-BS8A | 49 x 45 x 45 | 39 x 31 x 24 | 20 | 300 | 4 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 91,080円 |
ヘルシオ | AX-CA400 | 59 x 40 x 45 | 30 x 32 x 19 | 17 | 250 | 4 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | 54.980円 |
ヘルシーシェフ | MRO-W1A | 50 x 44 x 39 | 40 × 32 × 22 | 18 | 300 | 2 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | 72.800円 |
《補足》
・サイズ – オーヤマくんは比較対象のどの製品よりも小型ですが、庫内サイズは大差ありません。高さは24cmあり、ヘルシオ、ヘルシーシェフよりも高さのある料理が作れます。これはオーヤマくんの機能がオーブンに特化しているからです。限られたスペースでも大きい料理が作れるのがオーヤマくんのいいところです。
・重量 – 比較対象の3機種が17kgを超えるのに対しオーヤマくんはわずか5kg。電子レンジ機能がつくと重くなります。オーヤマくんはオーブンに特化していて電子レンジ機能がついていないことで軽さが実現しています。設置する棚の耐重量が軽めで済みます。
・オーヤマくんのスチームは簡易的 – 比較対象の3機種が給水タイプなのに対し、オーヤマくんのスチーム機能は水皿がついてくるのみの簡易的なものです。これは焼いているときに乾燥を防ぐ目的でしかつかえません。
・過熱水蒸気 – 100度を超える高温のスチームを過熱水蒸気と呼びます。高温の水で食材を焼く機能で、ヘルシオ、ヘルシーシェフの売りとなる機能です。この機能では油を使わない揚げ物も調理ができるため、コンベクション機能はついてません。過熱水蒸気で補えるからです。
まとめ
・普段は電子レンジやグリルで温め、時々ケーキやパンを焼く程度の場合 – 1~2万円のオーブンレンジが最適解
・オーブン料理、パンや製菓を楽しみたい方で、価格はできるだけ抑えたい、レンジ機能は無くても良いという方はオーヤマくんbがベストマッチ!
・オーブン料理、パンや製菓を楽しみたい方で、電子レンジ機能も必要という方は、ビストロ、ヘルシオ、ヘルシーシェフが良いでしょう。または設置スペースがあるのであれば、オーヤマくんbと電子レンジの2台使い分けも価格を抑える選択肢になります。
以上、参考になれば幸いです。
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