アイリスオーヤマのコンベクションオーブン、通称「オーヤマくん」はスチームトースト機能、コンパクトな製品サイズだけどトーストを4枚同時に焼ける庫内スペースや焼成力を強みとしていますが、実際のどころどうなのかをオーヤマくんヘビーユーザーの筆者が検証してみました。
コンベクションオーブン オーヤマくんで6枚切り食パンを焼く
ローソンで買った「香り豊かなふっくら食パン 6枚切り」160円(税込)、これで検証してみたいと思います。
ここでいう”オーヤマくん”はオーヤマくんb(FVC-DK15B-B)です。
オーヤマくんは3種類あります、詳しく違いを知りたい方はオーヤマくんbの特徴まとめを合わせて読んでください。
- オーヤマくんの真ん中の段に焼き網をセット
- 食パンを1枚焼き網の真ん中におく
- 水皿にお水をこぼれない程度にいれ指定の位置にセット
- ダイヤルは250℃、上下ヒーター/ファン(スチームトースト)、5分
*オーヤマくんの実力検証のため食パンは途中で裏返さないで焼きました
食パンの写真before afterを載せます
焼く前
焼いた後(表面)
5分でキレイなきつね色に。
焼いた後(裏面)
焼き網の跡が見え、表面ほどではないが色づきあり。
表面はサクサクです!オーヤマくんのコンベクション(熱風)パワーです。コンベクションオーブンは上下ヒーターとファンの熱風でムラなく均一に焼き上げるのが特徴です。熱風で水分を飛ばしながら焼くため、揚げ物のような表面をカラッとさせたい料理が美味しく仕上がる焼き方です。ムラなく焼きたいが乾燥させたくない時にスチームを使うことで内側に水分を残しふんわりさせます。そのためオーヤマくんbには水皿がついてきます。他社オーブンで裏返さないと両面キレイに焼けないタイプがありますが、裏返さず5分でトーストが焼ける点はラクでポイントです。
- コンベクション(熱風)パワーで水分を飛ばしムラなく表面をカリッと焼く
- スチームトースト機能と言うが実際は水皿に水を入れて使う簡易スチーム
- オーヤマくんは裏返さなくても両面が焼ける
この検証で分からなかったのは水皿のパワーです。中をふんわりさせるのにどの程度効果があるのかわかりませんでした。この次は水皿有り・無しで違いを検証したいと思います。
コンベクションオーブン オーヤマくんではトースト4枚が一度に焼ける
オーヤマくんはトースト4枚を一度に焼けることをウリとしていますが、実際キレイに焼けるのか検証してみました。
条件は1枚の時と同様、ダイヤルは250℃、上下ヒーター/ファン(スチームトースト)、5分です。
下の写真2枚は5分焼いた後の表面、裏面です。1枚だけで焼いた時と比べ色づきが薄いです。あとなんとなく4枚の中心あたり、それぞれの角が色づきが濃いのがわかりますか?中心部分に熱風が集中しています。表面のサクサク感は個人感覚ですが1枚だけで焼いた時と差は感じませんでした。4枚の時は焼き時間を長くしたらよいかもしれません。
オーヤマくんで本当に4枚いっぺんにトーストを並べ焼くことができるのか、検証してみましたが、スペースは十分でした。小さな体で容量は大きいオーヤマくんはトースト中心のご家庭、4人分を一度に焼きたいご家庭に合ってますね。
コンベクションオーブン オーヤマくんで冷凍パンを焼く
次は冷凍の食パンを焼いてみました。条件は同じダイヤルは250℃、上下ヒーター/ファン(スチームトースト)、5分です。
結果は常温のパンと遜色ない焼き上がりでした。
ちなみに冷凍の6枚切り食パンを10分焼くと食べられない段階にまで焦げます。冷凍だから中にはすぐに火が通らないだろうと思って焼き時間を倍にしてみましたが、オーヤマくんにとってはどうってことないです。
まとめ
- オーヤマくんbのコンベクションパワーで6枚切りのトーストが5分で裏返さずサクサクに焼ける
- 冷凍の食パンでも5分でサクサクに焼ける
- 水皿スチームがどれだけ中をふんわりさせるのに効果があるのかは不明
- 4枚同時焼きは実際にできるが、きれいな焼き色を4枚全部につけるには5分では足りず、焼き時間を長くする必要がある。
今後の検証予定
下記はまだ未知のポイントなので追って検証していきたいと思います。
- 水皿スチームがどの程度効果を発揮しているのか、水皿あり・なしでの違い
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